cuDNN のインストール方法や場所が変わってた

cuDNN のインストール方法や場所が変わってた

PC を新調したんですが、 cuDNN のインストール方法やインストール場所が変わってたのでメモ。
アカウント登録も不要になりました。

CUDA との対応表の URL は変わっていません。

インストールに関する公式ドキュメントは下記。

インストーラーのダウンロード

ダウンロード画面から変わってました。

Windows 11 の項目がないんですが、10 のインストーラーで問題なく入りました。

後述しますが Tarball の場合は CUDA に対応するバージョンの cuDNN を用のものをダウンロードする必要があります。
とりあえず上記の設定でほとんどの方が問題ないはず。

インストールの方法は今までと同じだったので割愛します。

インストールされる場所

デフォルトでインストールした場合は下記の直下にバージョン名でインストールされるようになりました。

C:\Program Files\NVIDIA\CUDNN

今まで CUDA のバージョンの中にインストールされていたんですが、独立するようになっています。

また、C:\Program Files\NVIDIA\CUDNN\v9.0\includeでは CUDA のバージョンごとの cudnn ファイルが入っています。

今まで cuDNN が入ってるかどうかは cudnn.h や cudnn64_8.dll ファイルの有無で調べていましたが、これでは判別できなくなっています。

GPU に接続できるか確認

今回 CUDA 11.8 を入れたので pip ・CUDA 11.8 用の PyTorch を入れていきます。

pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118
import torch
print('GPU の利用状況 :', torch.cuda.is_available())
print('CUDA のバージョン :', torch.version.cuda)
print('cuDNN のバージョン :', torch.backends.cudnn.version())

正常に出力できれば問題なくインストールできています。

出力結果は下記。

GPU の利用状況 : True
CUDA のバージョン : 11.8
cuDNN のバージョン : 8700

cuDNN のバージョンが 8700 と出ていますが、これは 8.7 のことです。
今回のインストールで cuDNN 8.7 がインストールされ、利用可能な状態になっています。

表記上では cuDNN 9.0.0 のインストーラーだったんですが 8.7 が入ってるので、CUDA のバージョンををみて自動で必要なバージョンの cuDNN をインストールしてるものと思われます。

TarBall 版のインストール

TarBall でインストールする場合は下記のページから必要なバージョンの cuDNN を落としてきて解凍します。

  1. bin\cudnn*.dllC:\Program Files\NVIDIA\CUDNN\v9.x\binに移動
  2. include\cudnn*.hC:\Program Files\NVIDIA\CUDNN\v9.x\includeに移動
  3. lib\x64\cudnn*.libC:\Program Files\NVIDIA\CUDNN\v9.x\libに移動

環境変数 PATH に C:\Program Files\NVIDIA\CUDNN\v9.x\bin を登録

でインストールができました。(公式のままなので最低限の紹介だけしておきました。)

インストーラーだと cuDNN のバージョン指定できる項目がなかったので、今後バージョンを指定してインストールする場合は TarBall でのインストールになるのかな。

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